外交  

パワーアップキットの仲介

パワーアップキットにも[仲介]は残っていますが、必要な信用が100に調整されました。[仲介]による停戦は多用できなくなるでしょう。

その代わり、相手国と[直談]で直接交渉できます。

パワーアップキットの停戦交渉

相手と直接停戦交渉したい場合は、まずは交渉相手の城へ出兵し、その城の郡をできるだけ制圧してから交渉すると良いです。制圧した郡を解放すると、交渉値が大きく上がります。

相手の郡を奪っていない場合、相手からの絶対条件として従属や同盟破棄を要望されます。この方法で同盟破棄した場合も、家臣の忠誠が下がりますので、デメリットが余りにも大きいです。

パワーアップキットの領地譲渡

[交渉] [貢物]で相手国の外交姿勢を改善できるのですが、[領地譲渡]で自国の城を相手国へ譲渡することもできます。本来の使用法は外交姿勢の改善ですが、別の目的で利用することもできます。

例えば、大国と隣接する城を第三国に譲渡することで大国との緩衝地帯を作り、大国に攻められにくくすることもできます。歴史イベントの発生条件となる城を譲渡し、歴史イベントを不発にすることもできます。

外交を行う理由

新生では、兵力が少ない国はすぐに攻められます。隣国を攻めたら、別の勢力に居城を攻められますし、その迎撃に出ても、別の勢力から攻められます。防衛の連続で兵と兵糧がなくなることも、新生では珍しくありません。

そこで、外交の出番です。[援軍]に攻めてもらったり、[同盟]を利用して敵を減らすことで、攻められるリスクを減らします。

外交システムの基本

[親善]で金銭を渡し、[信用]を上げたら、[援軍]や[同盟]などを要求できます。[親善]ができる対象は、隣の地区(東海なら近畿や関東)くらいまでです。

[信用]の上昇量は、担当武将の政務と特性、相手国の[外交姿勢]、両国の[威信]の差によります。

[親善]を担当できるのは、身分が部将以上の人物です。[親善]を担当している間は、内政を行うことができません。

親善の担当者

大名以外が[親善]の担当になった場合、並行して内政を行うことができません。内政は、大名が行う場合は金銭が必要で、大名以外が行う場合は金銭が不要です。[親善]は、大名でも配下でも金銭が必要です。

このことから、[親善]は基本的に大名が担当し、配下は極力内政に専念させた方がお得です。現実的には、2か国くらい同時に[親善]することが多いので、大名以外に[親善]に特化させた城主を1人用意しておくと良いです。

外交姿勢の改善

相手が自国をどう思っているかが[外交姿勢]です。[外交姿勢]が悪いと、[親善]の効果が下がります。

[外交姿勢]を改善する方法としてお手軽なのが、[合戦]に勝利して[威風]を発生させることです。敵部隊が集まっていたら、積極的に[合戦]を狙うと良いです。

急いで関係改善したい場合、[調略]の[貢物]で[家宝]を贈ることで、一定期間、[外交姿勢]が改善します。幕府勢力の場合は、[家宝]の代わりに[役職]を与えることもできますが、[役職]を得た大名は[威信]が上がりますので、不用意にばらまくのも危険です。

臣従:弱者の究極外交

[臣従]は、相手の家臣になることです。例えば、真田家が上杉家に[臣従]すると、周辺国からは上杉家の一部と認識されるため、滅多なことでは攻められなくなりますし、攻められても上杉家に守ってもらえます。真田家が上杉家に[臣従]すると、上杉家が真田家を[従属]させたことになり、コマンドとしては真逆の行為になります。

[臣従]の便利な点は、事前に[親善]を行う必要がなく、[外交姿勢]も関係なく、いきなり好きな大名の臣下に加えてもらえることです。小大名にとっては、滅亡を防ぐ究極の選択肢です。

[臣従]すると、[親善]などの外交は行えなくなり、外交関係は臣従先の影響を受けます。例えば、真田が上杉に[臣従]したら、真田は上杉とも上杉の同盟国とも合戦できなくなります。

[臣従]の解除方法は2種類あります。基本は、[臣従]状態で勢力をどんどん拡大させ、同盟関係に昇格する方法です。外交の[手切]で[臣従]を止める方法もありますが、家臣の忠誠と他国の[外交姿勢]が悪化します。ただし、真田昌幸だけは、固有特性の効果で[手切]してもデメリットがありません。

従属吸収

自国に[従属]した大名との威信差と兵力差が大きくなると、[巧言]の特性を持っている武将が[従属吸収]を[具申]してくることがあります。この方法で吸収すると、内政施設を維持したまま、全武将を丸々獲得できるので、メリットが大きいです。

詳細はPK具申をご覧ください。

同盟:一時的に敵を減らす

隣国に出兵すると、兵力の減った拠点を別勢力に狙われます。攻められた城を防衛しても、弱った城をさらに攻められます。一瞬でも兵力が減れば、そこを狙われるのが新生です。

[同盟]は、相互に攻められなくする協定です。敵国を減らすことで、安心して出兵できるようになります。歴史シミュレーションゲームの基本戦略とも言える[同盟]ですが、新生では意外と使いづらいです。

[外交姿勢]が悪い相手とは[信用]がなかなか上がらないため、かなりの金銭と期間が必要になりますし、[同盟]を結ぶ前に攻められるリスクもあります。何とか[同盟]を結ぶことができても、延長するにはまた[信用]を上げる必要があり、[信用]を上げても[同盟]に応じてもらえないこともあります。

AIレベル[標準]以上では、同盟国(婚姻含む)が多くても周辺国に警戒されます。具体的には、同盟1か国なら通常通りで、同盟2か国で周辺国が[敵視]になります。[敵視]になると、それまでに貯めた[信用]も失われます。

同盟国の同盟国を攻めても良い

新生は、同盟国の同盟国を攻めても大丈夫です。従属(臣従)は、その国の臣下という扱いですので、同盟国の従属国は攻めることができません。

シリーズによって仕様が異なるので、うっかりしやすいです。

婚姻:無期限同盟

[同盟]が期間限定の不可侵条約なのに対し、[婚姻]は無期限の不可侵条約です。[婚姻]には姫が必要です。

基本的には[同盟]よりも[婚姻]の方が便利なのですが、AIレベル[標準]以上では、弱い[婚姻]相手は同盟数を増やす邪魔な存在で、強すぎる[婚姻]相手もクリアの障害になってしまいます。

援軍・防衛:両国の兵を削る

[信用]を40以上に上げたら、[援軍]や[防衛]を要請できます。[援軍]は他国を攻めてもらうコマンドで、[防衛]は自国を守ってもらうコマンドです。新生では、[援軍]だけで落とした城も、ちゃんと自国の領土になります。

大勢力に次々と援軍を要請すれば、こちらの領土が増えるだけでなく、大勢力の兵力を削ることにも繋がります。大勢力の継続的な弱体は意外と重要です。

仲介

敵の大軍に攻められた時の最終手段として、その敵よりも[威信]が高い大名と[同盟]を結び、[仲介]で[停戦]する方法があります。この方法なら、同盟を結べない国とも、戦わずに済みます。停戦の期間は6か月なので、すぐに[親善]を行えば、[停戦]後に攻められても、また[仲介]してもらえます。

あまりに強い効果のため、パワーアップキットで[仲介]に必要な信用が100に調整されました。

その他の攻略情報