パワーアップキットでは、引き抜き対象と[直談]で交渉できます。その際、有利な交渉材料もあります。
相手が所領や城を求めたら、その期間を長く与えるのが効果的です。次に、[家宝]も効果的です。家臣に加えてから[家宝]を与えるくらいなら、交渉時に確約した方が交渉値の分だけお得です。
逆に、[金銭]は非効率です。交渉値が少し足りない時に微調整で与えるくらいで十分です。
内容的には外交なのですが、[直談]ついでにここにも書きます。
相手と直接停戦交渉したい場合は、まずは交渉相手の城へ出兵し、その城の郡をできるだけ制圧してから交渉すると良いです。制圧した郡を解放すると、交渉値が大きく上がります。
相手の郡を奪っていない場合、相手からの絶対条件として従属や同盟破棄を要望されます。この方法で同盟破棄した場合も、家臣の忠誠が下がりますので、デメリットが余りにも大きいです。
身分 | 勲功 | 代官 | 領主 | 城主 | 軍団長 | 政策外交 |
---|---|---|---|---|---|---|
宿老 | 16000 | 可 | 7 | 可 | 可 | 可 |
家老 | 8000 | 可 | 5 | 可 | 可 | 可 |
部将 | 4000 | 可 | 3 | 可 | 可 | |
侍大将 | 1500 | 可 | 1 | 可 | ||
足軽大将 | 300 | 可 | 1 | |||
組頭 | 0 | 可 |
大名の居城が[本拠]で、[本拠]の領地は[知行]として与えることができませんので、[代官]として配下に委任します。
一番下っ端の組頭は、本拠の[代官]しかできません。足軽大将になると、他の城の領地を[知行]として与えることができます。
侍大将以上なら、城主になれます。城主は領主も兼ねていて、身分が上がるほど多くの領主を兼任できます。
政策や外交を担当できるのは、部将以上です。小勢力の時期は、ここが一番不足します。
身分を上げるには勲功を溜める必要があるのですが、実際に昇格するのは、1月、4月、7月、10月です。
大名は、本拠の全ての郡の開発が可能ですが、本拠以外の城の郡の開発は基本的にできません。配下に領主として郡開発を任せる必要がありますので、城が増えるほど足軽大将以上の配下が必要になります。
大名は、全ての城の城下施設の開発も可能ですが、一人で担当するには労力が全然足りません。そこで、政策の[制度改新]と[裁量権委譲]を発令して、城主に委任します。
大名も、大名軍団という軍団長の一人ですので、本拠を中心に支配範囲があります。この範囲を越える城は、基本的に軍団長に任せます。
そして、大名の最も大きな特徴が、[合戦]コマンドを実行できる点です。通常、敵も味方も全国マップ上で戦うのですが、大名が接敵した場合に限り、野戦マップで決戦できます。詳細は、合戦をご覧ください。
組頭は[代官]しかできません。[代官]で勲功を稼がせて、足軽大将になったら他の城の領地を与え、また新たな組頭を本拠で鍛えましょう。新たな武将を獲得しても、基本的に組頭になりますので、[代官]のポストは不足しがちです。
領内問題が発生した場合、組頭もその担当者になれます。これも勲功稼ぎに利用できます。
組頭の育成を考えると、郡の多い城ほど本拠向きです。本拠の移転には大金がかかりますし、下手に移転すると歴史イベントにも影響してしまいますが、それでも移転するなら郡の数も確認しておくと良いです。
もう1つ重要なのが、大名の本拠が大名軍団の支配範囲の中心になることです。[合戦]のできる大名が野戦の中心になりますので、本拠は前線に近い方が良いです。
能力が優秀な人物を城主に選び、城主と相性の良い人物や優秀な特性を持つ人物をそこの領主に選ぶのが基本です。こうすることで、城能力が高くなり、内政も合戦も強くなります。
城能力の目標としては、城統率90と城知略70です。城統率90以上になると、合戦関連の特性レベルが+2されます。城知略が70以上だと、[城下方針]で[進軍]を選択できます。[進軍]をおすすめする理由については、兵糧不足対策をご覧ください。
外交は、一部の武将が実行すれば十分です。[能弁]持ちを1つの城に集め、そこを外交専門にすれば、効率的に信用が上がります。
[鉄壁]や[海神]のような能力上昇系の特技は、分散させた方が得です。[馬術]のような兵科特技は、集中させるのも良いです。
合戦の機会が多いほど勲功も溜まります。兵力の大きな前線の城は優秀な城主に任せるでしょうが、そこの領主も優秀な城主候補に任せた方が良いです。
軍団長を指名すると、自己判断で他国を攻めるようになるのですが、その判断基準が軍団内の兵力です。小さな軍団では攻めないため、攻めない軍団長を作っても大名の収入を減らしてしまうだけです。周辺国よりも多くの城を任せて、ようやく軍団長として活躍できるようになります。
軍団長の指揮範囲は、軍団長の拠点が基準になっています。そのため、まずは前線近くの城主に任命し、それから軍団長に昇進させて、周囲の城を任せるのが良いです。軍団長になってからは、[軍団] [編成] [軍団長移動]のコマンドで軍団長の城を移転させることもできますので、領土拡大に合わせて、軍団長の居城も徐々に前進させると良いです。
地方 | 軍団長 | 石高 | 商業 | 統治外 |
---|---|---|---|---|
東北 | 山形城 | 3300 | 4000 | 浪岡城,小高城 |
関東 | 江戸城 | 2300 | 5400 | |
東海 | 岩村城 | 2000 | 2900 | 大聖寺城 |
近畿 | 観音寺城 安土城 | 6600 | 11500 | 三木城 |
近畿 | 二条御所 | 5700 | 11000 | 朝倉山城 |
中国 | 羽衣石城 | 3200 | 4000 | |
九州 | 岡城 | 2800 | 4900 | 平戸城,金石城 |
上記の石高と商業は、[集落]と[上位集落]だけの数値です。[開発用地] [城下施設] [政策]の効果は含んでいません。
軍団長に多くの城を任せるには、軍団長の居城の位置が重要になります。上記の位置に軍団長を置けば、全国を6軍団で統治できます。近畿は、二条御所でも安土城でも良いです。
いくつかの城が統治範囲から外れてしまいますが、このくらいなら攻略も内政も問題ありません。